栄養

柔軟性を高める栄養素、2種類【ナイアシンとビタミンE】

柔軟性と栄養って中々ピンと来ないですよね。

筋肉の硬さとは伸びちぢみだけでなく、肩こりなどにも影響します。

柔軟性と栄養

 

ナイアシン

ナイアシン

ナイアシンは、ビタミンB群の一つで、血流促進や炎症抑制、関節痛の軽減などの効果が期待されています。また、関節の可動域を高める作用もあるとされています。

血流の促進により、柔軟性にもいいのではないか?という事ですが、細胞を柔軟化し、筋肉の緊張を和らげたり、末端の血液循環をよくすることで期待していいでしょう。

通常の素のナイアシンは、いきなり摂取すると「※フラッシュ」が起きます。
フラッシュが強く出る人は、ナイアシンがおかしいのではなく、その人の健康状態が悪いのですが、はじめる場合は「ナイアシンアミド」から飲んでいきましょう。朝昼夕で1000㎎ずつ。

※フラッシュとは皮膚がピリピリしたり、体がポカポカと熱くなる症状。血液循環が良くなることによりおきる。

 

ビタミンE

ビタミンE

ビタミンEは、抗酸化作用で過酸化脂質を防いでくれたり、不飽和脂肪酸の酸化を抑えて細胞膜の安定性などを保ちます。

また、血行改善効果もあり、それと相まって心肺機能の改善も期待できます。年を取ると「ノネナール」という加齢臭の原因となるアルデヒドが増えてくるのですが、それらを減らす効果もあります。
1日当たりのビタミンEの摂取の目安を18歳以上の男性で6.5㎎、18歳以上の女性で6.0㎎と設定しています。

2015年版食事摂取基準

ビタミンEは体内に蓄積しにくいために、通常の食事では過剰症がみられることはまずありませんが、サプリメントなどで極端に過剰摂取した場合は、健康障害がみられる可能性は否定できません。

柔軟性といっても、身体にかかわること。やはり「栄養」も大事という事ですね。

 

参考サイト:
ナボリン
厚生労働省2015年版食事摂取基準

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