硬くなった
年を重ねるごとに身体が硬くなったと感じる方は多いでしょう。そもそもなぜ身体は硬くなるのでしょうか?
少々専門的な話になりますが、筋肉は、アクチンとミオシンという収縮タンパク質が重なり合うことで縮み、逆に伸びているときは、アクチンとミオシンが引き離されています。
アクチンとミオシンが正常な状態だと、これらは普通に起こるのですが、年を取ると、これらの収縮タンパク質が酸化や脂質過酸化したりと、機能が低下します。すると、筋力の低下や、伸び縮みがうまくいかなくなったりするのです。
現在は酸化と、機能低下です!
若い時とは違うんですね・・・若いうちはあまり硬くなることはありませんが、朝が硬かったりするのは、体温低下や長時間圧迫され血流が滞ったりするせいです。また、日頃の姿勢によって筋膜が緊張しているなどでしょう。
つまり、酸化を防ぎ、過酸化脂質などを処理してくれる栄養素を摂取することや、血流を促進することが大切となってきます。
ここがポイント
適度な運動と、不足しがちな栄養素の摂取がポイントです。
ストレッチをマメに行って、しっかり栄養を摂って、十分な睡眠をとりましょう。