ダイエット中、夜ご飯に炭水化物はとった方がいいのか?とパーソナルトレーニングの指導中によくうける質問の一つです。就寝前の食事といえば、「食べると太る」というイメージがあります。
そのため、太ることを恐れ食べない人や、それでも仕事終わりでお腹がすいて罪悪感を感じながら食べてしまう人などさまざまでしょう。
「とりすぎなけばOKです!」その理由を解説しますね!
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ダイエット期の就寝前の食事
空腹状態の身体の状態
空腹の状態は血糖値が下がります。
そうすると血糖値を上げようとアドレナリンやグルカゴン、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどは分泌されます。
アドレナリンと睡眠
成長ホルモンは良いのですが、アドレナリンは血圧や心拍数を高め、生命の危険がある時にエネルギーを増やすホルモンなので、睡眠を妨げてしまいます。
空腹と筋肉の分解
ダイエットだからと空腹を我慢して眠れない経験はあると思います。また、空腹が続くと筋肉の分解も進んでしまいます。
夕食を食べないとなると、睡眠時間をプラスしたら何時間も栄養が身体に入ってこないことになり、これでは筋肉がどんどん分解されてしまいます。
寝る前にも食べた方がいいのです
これらのこともあり、空腹状態のまま就寝するのはおすすめできません。つまり、就寝前でも空腹であれば食べたほうが良いということになります。
夜は何を食べるか
何を食べるのかが大切です
まず、「夜は糖質を抜くといい」とよく言われますが、なぜでしょうか。糖質は三大栄養素の一つであり、食べたら必ず太るというものではありません。
炭水化物を食べるタイミング
主なエネルギー源である糖質を寝るだけの夜に食べる必要はなく、活動量や頭を使うことが多い時間帯にむけて、朝食や昼食、トレーニング前後に食べるべきです。
炭水化物を控えるなら夜
また、夕食は昼食から時間が空いている人が多く、夜に糖質を多く摂取すると血糖値も上がりやすいので、一日の中で糖質を控えるなら夜ということになります。
ダイエットの基本的な考えは【摂取量<消費量】にする事なので、炭水化物にこだわりすぎないようにしましょう!
この辺お話を更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
夜に炭水化物をとって良い場合は?
しかし、夜にトレーニングする際は糖質を摂取しても大丈夫です。トレーニング後であれば糖質はグリコーゲンの回復に使われるので、体脂肪を増やす方向に使われません。
たんぱく質は必須です
先ほど言ったように睡眠中の数時間は何も食べないことになるので、寝る前に身体の素材であるたんぱく質を摂取することはとても大切なことです。
おすすめのは主菜のたんぱく質
具体的には魚や肉のような主菜を食べるようにしましょう。
炭水化物はとりすぎずに、たんぱく質中心のおかずでしたら血糖値が急激に上がる心配もなくまた、脂肪にもなりにくいです。
ダイエット中の朝食についても書きましたので是非お読みくださいね!
最後に
このようにタイミングを見て何を食べるか考えることができれば、就寝前に食事をすることは何も怖いことではありません。就寝前の食事に迷われている方や食べないようにしている方はぜひ試してみてください。