ダイエット

【ダイエット】中は【朝食を抜いたほうが効果】があるの?太るって本当?解説します。

パーソナルトレーニングの初回のカウンセリングで「朝食を抜いている」という方は、とても多いです。

特にダイエットの意識がある方は、朝は食欲もなく、「食べなきゃ摂取カロリーも減るから痩せるだろう」

という方が多い印象です。 果たしてそうでしょうか?

実は、デメリットの方が多いです! 

 

起床直後の身体の状態

ダイエット中は朝食を抜いたほうが効果があるの?太るって本当?解説します。

朝は飢餓状態

起床直後というのは前日の最後の食事から睡眠時間を経て、長い時間何も食べていないので、体内の栄養レベルが下がっている状態です。 

 

朝食を抜くデメリット

ダイエット中は朝食を抜いたほうが効果があるの?太るって本当?解説します。

昼食を多く食べてしまう

昼食前の空腹感も強くなって多めに食べてしまいがちです。

血糖値の急上昇

さらに、何時間も空いた状態から昼食を一気に食べてしまえば、血糖値は急上昇し、脂肪に蓄積につながってしまいます。 

太りやすくなる

もう一つ、朝を抜いてお昼をたくさん食べてしまうと、消費しきれないエネルギーは脂肪として蓄えられやすくなります。そういった摂取エネルギーの山が大きくなってしまうデメリットがあります。

元気が出ない

エネルギー不足により特に午前中は気持ちも身体もパワーが出ないようになります。この状態に慣れてしまっていませんか?

 ストレスホルモンの分泌

このストレスホルモンは【コルチゾル】といいます。

コルチゾルは筋肉を分解し成長を妨げ、脳細胞をも破壊する悪玉ホルモンです。

つまり、朝は栄養を取らなければ筋肉が落ちやすいということです。 筋肉が落ちれば、代謝が悪くなり太りやすい身体になってしまいます。

しかし、必要性もあり筋肉を分解して血糖値を高め、エネルギーを増やす作用があります。このおかげで朝に低血糖状態になることを防げています。

れは、原始時代に朝に狩りをすることが多かったため、朝にエネルギーレベルが高くある必要があったからです。そのDNAにより、コルチゾルは朝に多く分泌されると言われています。

 

健康の為に朝食のすすめ

ダイエット中は朝食を抜いたほうが効果があるの?太るって本当?解説します。

デメリットをお伝えしましたが、朝食をとることによるメリットをお伝えします。 

エネルギーの補給

夜の食事から間が空いた身体に、朝食をとることによりしっかりと身体のエネルギーを取り入れることが出来ます。この状態に慣れている私は、朝食をとらないとなんか元気がでません。

朝に内臓も目覚める

内臓も身体の一部です。

朝食をとることにより、一日のスタートをエネルギッシュに切れるでしょう。

 

一日のリズムを作る

ダイエット中は朝食を抜いたほうが効果があるの?太るって本当?解説します。

ここは個人的にとても大きいのですが、朝食の時間を摂ることにより一日のリズムを作りやすく、規則正しい生活が送りやすくなります。

朝食をとることが習慣化出来るようになれば、一日を元気に過ごせるようになります。

言い方は良くないですが、メリハリがない“だらだら”とした生活リズムは、肥満を誘発しやすくなります。食べる、動く、休む、このメリハリは大事ですよね。

ダイエット中の夕食についても書きましたので是非お読みください

 

最後に

何年も朝ご飯を食べていない人も今さらと思わず、2~3週間ほど朝食を食べてみてください。体調も良くなりますし、身体のリズムも作ることができるでしょう。 

初めはヨーグルトやスムージーでもOKですよ!食べやすいものからはじめてみて下さね!

 

参考文献:
American Journal of Clinical Nutrition、第98巻

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